野迫川村漁協 急遽アマゴ解禁中止 山奥の平和な村にウィルス持ってくるな! ってこと?
令和二年のアマゴの渓流釣り解禁日の予定が4月12日となっていた奈良県の野迫川村・かわらび川ですが、急遽、本年の渓流釣りは中止となりました。本年度は村内全域禁漁では釣りが出来ません。
奈良県、和歌山県の渓流河川は基本的に3月1日が解禁日で、その後小規模の河川が日曜日ごとに解禁します。
そんな中、野迫川村の管轄のかわらび川その他河川は奈良県、和歌山県で解禁が最も遅く、また、禁漁も8月31日と有田川漁協のような異常な禁漁期間を設ける河川を除いて最も早い禁漁となる河川です。
野迫川村(のせがわむら)は、奈良県南部に位置する村で奈良県の自治体(市町村)の中では人口が最少。少し前まで人口500人の村と言っていましたが、現在では400人を切っているようです。
野迫川村は護摩山の東に位置する山間部にあり、信州に引けを取らないぐらい春の遅い地域です。
ゴールデンウイークでも桜が咲いていることが多いです。
そんな野迫川村は奈良県、和歌山県の他の河川はすでに解禁されているなか、最後に解禁される渓流でしたが、”川原樋川あまご釣り情報 野迫川村漁業協同組合”ブログで以下のお知らせが、
R2年度あまご解禁中止のお知らせ
「令和2年度の野迫川村あまご解禁は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりました。そのため、今年中は特別区域を除き、村内全域において禁漁となります。」
と掲載されました。
私も解禁日は避けて翌日から三日間通おうと四日間仕事の休みの段取りをして、エサのブドウ虫も六箱購入して準備万端という状況でしたので非常に残念です。最近都市部では外出もままならず、外で咳でもしようものなら・・・。そんな中で解禁を楽しみにしていただけにまさかの展開に驚きました。
奈良県の条例は確認していませんが、おそらくアマゴは10月1日から2月末が禁漁期間で、漁業権を持つ漁協がその範囲内で任意に狩猟期間を設定しているのかと思います。
漁業権というのは放流等の管理をしているから与えられるのではないかと思います。種の保存のために部分的に禁漁区間を設定するのも理解できます。ただ、事情で放流しない年なら釣りは自由に釣ってくださいというのが妥当なやり方と思うのですが、それを漁協がか自然の河川から釣り人シャットアウトするような方法は、漁業権の乱用のように感じるのですがいかがでしょうか。
山奥の平和な村にウィルス持ってくるな! ってことでしょうか?
こういう所はコロナが酷くなっても疎開は受け入れてくれないのでしょうね。(笑)
何か寂しい思いをしました。
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