これから渓流釣りを始める人へ・紀伊半島の河川の紹介とビギナーお勧め河川

渓流釣りを始めようとしている方にお勧めの河川の紹介です。

まずは和歌山県と奈良県南部のアマゴ河川を紹介します。
奈良県は内陸部になりますのですべての河川が和歌山県、三重県に繋がっています。

まず、和歌山県の河川ですが、全体的なイメージとしては比較的温暖な地域の河川が多いです。

紀伊半島で一番高い山は奈良県の八経ヶ岳 1915m。
和歌山県では護摩壇山 1372mです。
紀伊半島の山々は岐阜県の山岳地帯ほど標高は高くありませんが、奈良県南部の河川はV字渓谷で落差のある流域が特徴です。

 

アマゴイラストアマゴイラストアマゴイラスト

紀伊半島(和歌山県、奈良県区域)の代表的な水系は紀の川水系と熊野川水系です。

紀の川水系
紀の川は全国的にも多雨地帯として有名な大台ヶ原(水源の標高 1,695 m)を源流として奈良県を吉野川として流れ、和歌山県に入って紀の川と名を変えて紀伊水道に注ぐ延長 136 kmの大河である。

奈良県を流れる間は吉野川と呼ばれ、その間に本流の漁協は上流側から吉野川川上、吉野川吉野、吉野川五條の三漁協に分かれ、和歌山県に入り本来の水系名の紀の川と呼ばれ本流は紀ノ川漁協の管轄となる。
支流は奈良県内で、高見川(東吉野漁協)、丹生川[宗川](旧西吉野漁協、現在は五條漁協管轄)と合流。和歌山県内で、玉川峡(玉川漁協、こちらも前掲と同じく丹生川とも言う)、貴志川(貴志川漁協)と合流する。

以上の紀ノ川水系でアマゴ釣りのオススメ河川は、本流川上地区、高見川、玉川峡、宗川あたりです。
本流川上地区上流域は本格的な渓流釣りができる河川で、成魚放流も大滝ダムができる前と比べると少なくなりましたが、それでも昨年は成魚 1 8 , 9 0 0尾放流となっています。

紀ノ川水系でビギナーの方に最もお勧めなのは玉川峡です。
大阪から近く、年券 4,320円と安く、成魚放流 10,000尾とまずまずで、稚魚も17,000尾放流されています。私も初めて渓流釣りをしたのがこの川で川沿いに道路があり、川との高低差も少なく入川し易い渓流で、渓相も良いので渓流釣りの雰囲気も十分です。

 

熊野川(新宮川)水系
もう一つの水系、紀伊半島の大河、熊野川(新宮川)水系は山上ヶ岳(水源の標高 1,719 m)、大台ケ原を源流とし、東側から流れ込む北山川と合流し、熊野川と名を変え太平洋熊野灘(なだ)に注ぐ延長183 kmの大河です。
まず最上流部に圧倒的な放流量を誇る天の川(天川村漁協)、次に少し下流に行って東側から舟ノ川(旧大塔村漁協、現在は五條漁協管轄)、すぐに西側から川原樋川(野迫川村漁協)が流れ込み、十津川村に入って十津川(十津川村漁協)と名を変えます。十津川村は日本一大きな村と言われ十津川と言う地名の通り、十津川には沢山の支流があります。アマゴ釣りは基本的にその支流群が対象です。

十津川から下流に進むと北山川と合流し熊野川漁協と熊野川連合漁協のふたつの漁協の管理になります。
また、北山川上流部は上北山村漁協と下北山村漁協の管轄になります。

熊野川(新宮川)水系のおすすめ河川はやはり天の川(天川村漁協)になります。
天の川は以前は陸の孤島で細い山道を延々と進まなければなりませんでしたが、道路事情が良くなった今では大阪からアクセスの良い渓流です。

十津川は本格的な渓流としては紀伊半島で最もお勧めしたい河川です。稚魚放流量も昨年 3 6 0 , 0 0 0尾と多いですし、釣り場が圧倒的に広く、息の長い釣りができます。
ただ、入川道が長く分かり難い支流が多いのでじっくり取り組むつもりでないと手強いかと思います。また、殆どが本流沿いの道路からくねくねと支流の奥へ入って行きますので釣り場までの所要時間も結構かかります。

熊野川漁協管轄の熊野川和歌山県側支流 高田川、大塔川、赤木川、四村川も良いのですが、距離的にはかなりありますので年券で通うには気合が要ります。

北山川上流部の上北山村漁協も放流量も多い方ですので良いと思います。

以上紀伊半島の二つの大河以外の河川は和歌山県では有田川、日高川、富田川、日置川、古座川があります。

上記の中でアマゴ釣りの本格的な河川は日高川と日置川でしょうか。

日高川は稚魚放流量は紀伊半島では十津川に次いで多いですし、最近は成魚放流も始めましたのでお勧めです。